Ｆ市内の浸水対策雨水整備事業における雨水幹線管きょを整備するための実施設計業務

市内の都心部であり地下空間利用が高度に進んだ当該地区では、
集中豪雨により甚大な浸水被害を受けている。

本業務では当該地区の雨水を集めて安全に排水するための管きょをシールド工法により布設する実施設計を行った。

市街地であり路線の一定区間はシールド機外径にわずかな余裕を加えた程度の道路幅員しかない生活道路であったことから、工期の短縮を図る目的でコンクリート製セグメントで二次覆工を省略する計画とし、途中流入する開口補強部は断面確保のため鋼製セグメントに薄層の二次覆工（吹付ライニング工法）を採用した。